ISFJ論文執筆!

こんにちは!
飲み会係の藤田心です。名前は「しん」です。
あと男の子です。(文字だけだとよく間違われるので。)

これまでの流れから行くと、担当である飲み会について書くかと思いきや(実際、いろいろ書きたいことはあるんですけどね笑)。。。ここだけの話、幹事がつぶれても飲み会が滞りなく進行するところって、そんなにないと思うんです。先日も2次会の記憶が。。。(←ぇ)

閑話休題

今回のテーマは、ズバリ「論文」です!!

土居ゼミの活動において、中核をなすといっても過言ではない論文執筆。
どういった経緯で執筆が始まったか、そして提出、報告会に至るまでにどのようなことがあったのかを、私たち財政パートを例にして、グダグダと書いていきたいと思います。

6月。漸く三田での生活にも慣れてきたころ。
まずはISFJという団体の主催する、政策提言論文コンテストに応募するかどうか、皆の意見を聞くことからスタートしました。話し合いの結果、今年は全員が参加することに。

そして、論文執筆にあたってのメンバー分け、「パート分け」が行われました。
今年は21人のメンバーが4つのパート、「財政パート」、「税制パートP」、「税制パートG」(2つ合わせてP&G。由来は当人たちに直接聞いてください。)、「地方分権パート」に分かれることに。
その後、パートのメンバーの一部(ラッパさんとアフガンストール)と、近くの「麺と豚とそれから野菜」のお店に直行。あの「ラーメンに似た何か」との闘いを制したことが、今後の論文執筆に大きく影響を及ぼしたことは言うまでもありません。

7月。今年の漢字に選ばれた文字よろしく、手に持っていたアイスだけでなく、脳みそまで溶けてしまい、財政パートのくせに財政論でCをとってs(ry
いよいよ夏休み!本格的に論文執筆がスタートしました。週に2、3回集まり、調べてきた文献の内容を互いに発表し合う、という形式が多かったです。

まずはテーマ決めです。私たちが最初に注目したのが「財政投融資」。
「なんとなく問題ありそうだから!」というのがその理由でした。(今思い返すと本当にひどい笑)

結果、8月にして行き詰まりをみせた財政パート。
提言に結び付けられそうにない論文の数々。そもそもの提言の新規性のなさ。「っていうか提言なんて考えてたっけ?」という論理的思考の欠落。そして日経新聞に掲載された政府に因る新政策。。。
「そもそも日本の財政は何が問題なんだ?」との基本に立ち返り、「財政赤字」に答えを見出すものの、何の方策も見出せないまま合宿へ向かうことに。

9月の夏合宿。土居先生、7期生の先輩方からのフィードバックを踏まえ、今後の方針についてじっくり話し合いました。合宿後も定期的に集まり(この頃から週3回以上は集まるようになっていました)、何度も話し合いを重ねた結果、「財政再建を成功させるための制度的なアプローチ」という考えの下、日本おける「独立した財政機構(IFA)」の導入を提言することになりました。


10月。内容が固まったこともあり、あとはひたすら参考文献を読み、内容をシェアするという日々が続きました。IFAに関する文献の多くは英語のものだったので、苦戦を余儀なくされましたが、そのお陰で10月末に受けたTOEICのスコアが前回よりも大幅に伸びました。ありがとう、von Hagen。

そして中間報告。相変わらず他のパートと比べ進捗状況は遅れていたものの、その差はだいぶ縮められていることを実感。その後、提言をする上で重要なデータの入手にも成功し、あとは細かいところを詰めるのみ!

11月。毎日パートの仲間と顔を合わせて、細かい内容の確認。それぞれが論文の担当箇所を執筆し、その後全員で確認する日々。まとまった内容を財務省の田中秀明さんに見てもらおうとするも、永田町での迷走劇。これまで以上の遅刻バイアスが連日働きました。(こらー)

そして、11月10日。照明のほとんどない三田キャンパスの中庭で、ISFJに論文を無事提出!!緊張から解放された若者たちが暴徒化し、その後、私の家が戦場と化しました(苦笑)

その後、三田祭や東大とのインゼミで発表させていただき、いよいよISFJの政策フォーラム!

12月10日。全員が「どや顔」で20分に渡る発表を行い(会計検査院の方がゲストだったので内心ドキドキでした笑)、いよいよ結果発表!!

117もの論文が集まった今大会。その結果は…

分科会賞を地方分権パート、財政パート受賞!
優秀論文賞を財政パート受賞!!

前年に引き続き、賞を頂くことができました!!
また、審査員の方々から「土居研究会の論文はどれもレベルが高かった」とのお言葉も頂きました。因みに各論文についてはISFJのHPで確認できます。
http://www.isfj.net/2010_article.html

来月、土居ゼミを代表して地方分権と財政パートが、国会議員や官僚の方々の前でプレゼンを行う予定です。今から既にワクワクしています!


約半年に渡る論文執筆は決して楽なものではありません。
特にラストスパート期は精神的・肉体的にギリギリまで追いつめられます。(実際に私も背中にブツブツができました。「赤い牛」がマストにもなりました。。笑)
しかし、それを補って余りあるものを得られたと感じています。(それが何かは自分で経験してみてください!)

「忙しさ」でゼミを悩んでいる方へ。
実際、私も最初はこの点で土居ゼミに出願しようか悩んでいました。
ただ、今振り返ると、ダブルゼミでも、サークルが忙しくても、皆両立していました。因みに私はメディアコムでも共同論文を書いていました。
全ては「自分次第」、「捉え方次第」だと思います。
とにかく「本気で入りたいゼミ」を探してみてください!
それが土居ゼミであれば、本当に嬉しいです。

ゼミは三田の生活の中心となります。
土居ゼミは先生も、先輩も、そして同期のみんなも本当に素晴らしい人ばかりです。
そんな環境の中で、一緒に「成長」しませんか??

高い志をもった2年生の方々の入ゼミを、心よりお待ちしています!!